坂田歯科医院

坂田歯科医院 開業44年目を迎える新琴似/麻生の歯科医院です。地域に根ざした治療を信念としています。

30/05/2026

「重曹含嗽の紹介」

口内が乾燥してねばねば、べたべた感を感じている方、口内がいつもすっきりしないで違和感がある方、舌苔が付きやすい方などにお薦めなのが、重曹水の含嗽です。簡単に作ることができますので是非試してみてください。用意するのは食用の重曹(炭酸)で、100円ショップなどで売られています。500mLの空の(口飲みしていない)ペットボトルを用意していただき、重曹5g(量りがなければ小さじスプーン1杯)を容れて水500mLを加え撹拌するだけで完成です。冷たい方が感じがよいので、冷蔵庫に保管していただき口内が気になる時にその都度、口内に含んでいただき30秒軽くぶくぶくした後に静かに吐き出しこれを数回、繰り返してください。1日に行う回数の制限はありません。冷蔵庫で保管していれば数週間は問題ありません。これにより口内のすっきり感やさっぱり感が得られます。口腔ケアの際に、スポンジブラシに重曹水を浸漬させて行うと汚れが取れやすいメリットもあります。なお、塩味や渋味が気になる方にはお勧めできません。

30/05/2026

「舌縁後方の腫瘤」

舌縁のかなり後方に腫瘤が認められることがあります。時に1個ではなく数個の場合もあります。偶然に鏡でこの腫瘤に気付いてしまい癌ではないか心配になって歯科を受診する方が結構います。周囲の粘膜と同じ色調で、触ると表面が柔らかく痛みや違和感がでない場合は、舌扁桃というリンパ組織と思われます。生理的なものなので心配はいりません。リンパ組織ですから左右差があって当然になります。しかし、ここは舌癌の好発部位でもありますし、自分で鏡を使って詳しく確認するのは難しい場所ですので、気になる場合には坂田歯科医院に気軽にご相談ください。

20/05/2026

“アフタ”とは、直径数mmの境界明瞭な浅い潰瘍で、表面は黄白色で周囲は赤みを帯びています。強い接触痛があるのが特徴です。口内炎のなかで最も頻度が高く、一般の方が口内炎というとこのアフタを意味することが多いです。発症原因は不明で、何も治療しなくても2週間以内に痕を残さないで治ります。しかし、いったん治ってもまた口内の別の場所に同様のアフタができる再発性の方がいて、日常生活に支障をきたす場合があります。稀にですが、全身疾患の一症状として再発性のアフタが多発性に出現し難治性の場合があります。その代表がベーチェット病や潰瘍性大腸炎などで注意が必要です。なお、疫学的研究から喫煙者には、アフタが生じにくいのですが、ヘビースモーカーの人が禁煙することで、アフタ性口内炎が出やすくなる場合があります。

坂田歯科からのお知らせこのたび、非常勤 坂田健一郎先生の研究論文が、Oral Science International に掲載された2024年論文のうち、**最も多く閲覧された論文の上位10%**に選ばれました。対象となった論文は、「Se...
16/05/2026

坂田歯科からのお知らせ
このたび、非常勤 坂田健一郎先生の研究論文が、Oral Science International に掲載された2024年論文のうち、**最も多く閲覧された論文の上位10%**に選ばれました。

対象となった論文は、
「Serum albumin is a potential predictor of delayed healing after minor dental surgery among older patients aged over 65 years: A retrospective study」
(65歳以上の高齢患者における抜歯などの外科処置後治癒遅延に対し、血清アルブミン値が予測因子となる可能性を検討した後ろ向き研究)です。

本論文は、高齢患者さんに対する抜歯後の治癒経過をより的確に把握し、安全で質の高い歯科医療につなげるうえで重要な知見を示した研究です。日々の臨床現場で得られた視点を、学術的な形で発信し、高く評価いただけたことを大変うれしく思っております。

坂田歯科では、これからも地域の皆さまに安心して治療を受けていただけるよう、臨床と研究の両面から歯科医療の向上に努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

非常勤歯科医師 坂田健一郎先生の紹介です。坂田健一郎先生は、口内炎やお口の粘膜の病気、舌の痛み、ヒリヒリ感、口の中の違和感、味覚の変化、口腔がんなど、お口まわりのさまざまな症状を幅広く診ている歯科医師です。とくに、見た目だけではわかりにくい...
05/05/2026

非常勤歯科医師 坂田健一郎先生の紹介です。坂田健一郎先生は、口内炎やお口の粘膜の病気、舌の痛み、ヒリヒリ感、口の中の違和感、味覚の変化、口腔がんなど、お口まわりのさまざまな症状を幅広く診ている歯科医師です。とくに、見た目だけではわかりにくい病気や、痛みの原因がはっきりしない症状にも丁寧に向き合い、患者さんのお話をしっかり聞きながら診療を進めてくれます。専門的な知識と経験を生かしつつ、できるだけわかりやすく説明し、不安や疑問を一緒に整理してくれるので、はじめて受診する方でも相談しやすい先生です。口腔粘膜疾患、口腔がん、歯科心身症などを専門とし、舌痛症や味覚障害に関する研究にも取り組んでおり、診療と研究の両面から患者さんによりよい医療を届けることを大切にしています。

受診の際は
https://sakata-shika.net/contact/
に連絡をください。

坂田歯科医院へのお問い合わせは、以下のフォームに必要項目を記載して送信ボタンを押してください。 折り返し担当者よりご連絡させていただきます。 こちらのフォーム経由での診療予約は承っておりません。また、返....

https://readyfor.jp/projects/mikaku/accomplish_report
22/03/2026

https://readyfor.jp/projects/mikaku/accomplish_report

味覚障害 最終報告 味覚障害患者に対する亜鉛補充療法における新たな指標を研究することで、多くの人が美味しく食べることができ、食の幸せにつながる未来を目指します。 - クラウドファンディング READYFOR

15/02/2026

「口腔異常感症」
非常勤歯科医師の坂田健一郎です。
「口の中がネバネバ、ベタベタする」などの口内乾燥感、や「口内から絶えず唾液のような液体が流出してくる」などの唾液分泌過多感、「ザラザラする」「粉っぽい」などの異物感、味覚異常感などの口内の不快な異常感を訴えますが、その訴えに見合う所見が認められない場合に、口腔異常感症という病名がつけられます。口腔異常感症は近年、患者数が増加傾向にあり歯科心身症の中で舌痛症に次いで多く認められます。舌痛症や非定型歯痛のように痛みを症状とする疾患と比べて、明らかに難治性の病気です。有効な薬もないことから対応に苦慮する場合が多くなっています。一般に奇異な症状をとることは困難ですから、症状があっても日常生活に不自由しないように症状と共存して過ごしていくことが目標になります。担当の先生と信頼関係を構築したうえで、根気強く付き合っていくことが必要になりますので、対応可能な施設は限られてきます。以前ご紹介した非定型歯痛と同様、歯科心身症をしっかりと診てもらえる医療機関に是非相談してください。もちろん、当科へご相談いただいても構いません。

11/02/2026

「舌痛症の対応」
口腔内科・非常勤歯科医師の坂田健一郎です。
今回は舌痛症への対応についてです。舌痛症は舌の問題ではなく、舌に分布している神経やそこからの情報を処理する脳が過敏な状態になり、痛みを通常よりも強く感じている状態です。したがって、舌に軟膏を塗ったり、舌に接する歯や義歯を削ったり、ビタミン剤や痛み止めを飲んだりしても一向に効果はありません。症状が軽度で病悩期間が短い場合は、上記の痛みが起こる理由を理解し、舌へのこだわりを減らしていくことで徐々に症状は軽快していきます。その際、痛みが気になる時には、ガムを噛んだり氷をなめると一時的に痛みは軽快しますので、やり過ごすことができます。しかし、長い間、舌の痛みを感じてきた場合や、自分は舌が痛いから気になるのであって痛くないなら気にはしないと訴えられる患者さんもいます。そのような場合には、薬での治療が必要になります。現在、最も効果的と言われているのが、過敏になった神経や脳に作用する抗うつ薬です。そのほかに抗てんかん薬、抗不安薬、漢方薬などがあります。このうち歯科診療所で処方できる薬剤にはかなり制限がありますので、難治例は専門の医療機関を受診してください。歯科診療所でも処方できる「立効散」という漢方薬は、飲まずにうがいをするだけで直ぐに舌や口唇が軽く痺れてきます。舌痛が気になる時にこれを使用することで、うがい前の舌痛が立効散による痺れに置き換わります。この痺れだとそんなに気にならない場合には、舌痛が気になった際にその都度うがいをすることで痛みをやり過ごすことができる場合があります1)。勿論、漢方薬の匂いや味が苦手の人、また時間がたてば元にもどりますので使用したがらない患者さんもいますが、一度試してみる価値はあるかと思います。勿論、当科では積極的に使用しています。
3回にわたり舌痛症について話してきましたが、舌痛を気にされているようであれば当科への受診をお勧めします。

11/02/2026

「舌痛症」
口腔内科・非常勤歯科医師の坂田健一郎です。
前回に引き続き、舌痛症です。舌痛症は随伴症状として口腔乾燥や味覚異常を伴う場合が多く認められます。また、舌の感覚障害や運動障害はないことに注意が必要です。具体的には、舌の痛い部位を軽く触った際に触られているという感覚は正常にあり、また舌の動きに問題がないということです。これに問題がある場合は、脳神経外科で脳の精査が必要になります。舌痛症は、真面目で几帳面、責任感が強い、神経質、物事にこだわるなどの性格の人がかかりやすいといわれています。舌痛症の契機としては、歯科治療後、口内炎や咬傷後、舌癌のテレビ番組視聴後、ストレスがかかった後などにしばしば発症することがあります。原因はいまだはっきりとわかっていませんが、長期間にわたって舌痛のことを気にしてこだわることで、神経が過敏になり脳が痛みを学習し痛みを感じやすくなった状態とされています。口の中、特に舌は体のなかで一番敏感であることが生理学的にわかっていますが、このことが関係しています。したがって毎日、舌の痛みのことを気にして早く治したい、良くなりたい、もしかして癌ではないかなどと考えることで、益々症状は強くなっていきます。
次回は、舌痛症への対応についてお話しします。

13/01/2026

「ドライマウス(口腔乾燥症)」
非常勤歯科医師の坂田健一郎です。
最近、口内の渇きやベタベタ感、ネバネバ感を訴える患者さんが高齢者はもちろんのこと、比較的若い方にも多くなっています。このような患者さんに対しては、問診や口腔内診査のほかに、必ず唾液の分泌機能が正常に保たれているか否かを確認する検査を施行しています。ガムテスト、サクソンテストと呼ばれる検査で、当科ではガムテスト(ガムを10分間噛んだときに流出する唾液量を測定し、10mL以上あれば正常)を施行しています。一般の歯科診療所では、これらの検査は保険点数に組み込まれていないため、施行しているところは少ないと思います。当科では、その結果と口内の乾燥所見、常用薬剤や内科的疾患、日常の生活習慣やストレス、鼻呼吸の状態などから総合的にドライマウスの原因を確認し、それに応じた対応を行っています。時に、患者さんは乾くと訴えられますが、実際の口腔内は乾いておりませんし、ガムテストでも正常の場合があります。長期間にわたって口内の状態を神経質に気にしてしまうことで起こりやすくなるようです。
ドライマウスが気になる場合は、当科にお気軽にご相談ください。

住所

北区新琴似8条1丁目1番 45
Sapporo-shi, Hokkaido
001-0908

営業時間

月曜日 09:30 - 12:15
14:00 - 20:00
火曜日 09:30 - 12:15
14:00 - 20:00
水曜日 09:30 - 12:30
木曜日 09:30 - 12:15
14:00 - 20:00
金曜日 09:30 - 12:15
14:00 - 20:00
土曜日 09:30 - 12:30
14:00 - 17:00

電話番号

+81117176649

ウェブサイト

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