13/05/2016
「歯周病」 この言葉を聞いてピンとこない年配の方も多いのではないだろうか。というのも、少し前(30年くらい)まで「歯槽膿漏」と一般的に呼ばれていたからである。
現在、健康ブームで、テレビでは頻繁に特集が組まれている。なかでも、特に注目されているのが寿命に直接大きくかかわるサイレントディディーズである。これは自覚症状に乏しく、医療機関を受診した時には重症化しているケースが多いという病気の総称。歯周病もそういう意味ではある種のサイレントディディーズである。
「歯周病」っていっても、重症化したら最悪その歯を抜けば良いだろうし、たかが歯だから命にかかわらないでしょう!?って考えている人も多いと思う。
しかし、これは大間違い!
歯周病は糖尿病や心臓病、妊婦の早産と密接に関与してると認められている。歯周病は歯肉炎に始まり、初期の歯周病から中期の歯周病、末期(重度)の歯周病へと気づかないうちに進行してしまいます。
注意してもらいたいチェックポイントは歯石です。いくら注意深くブラッシングに取り組んでいても定期的な歯科医院でのスケーリングは必須です。歯ブラシだけでは除去が不可能な歯石を歯科における専門器具、スケーラーやキューレット、超音波スケーラー等で除去、クリーニングしてもらいましょう。口腔内で付着しやすいのは、小唾液腺の開口位置に近い場所、上顎では奥歯(大臼歯)の頬っぺた側、下顎では前歯の裏側。舌でこの部位を舐めて、ザラっとしたら要注意。一度歯科受診をおすすめします。
ところで皆さんはペットを飼っていますか?我が家には3匹の愛犬がいます。勿論、私は家内共々大の犬バカです。この、犬の歯石が非常に大問題なのです。犬種によっては高齢犬のほとんどが歯周病にかかっているものもあるようで、これは心臓病等と深く関わり寿命を大きく縮めるようです。犬は咬合力も強く、いくら飼い主とはいえども、簡単には触らせてくれません。最低でも口を閉じた状態で上の唇を引っ張って奥の大きい歯の横っちょを確認してみて下さい。黒や茶色の固いものが付着していたらアウト!なるべく早く主治医に相談して下さい。人間も犬も早めの対応が最重要課題です!!丁度今はフィラリアチェックの季節ですしね、、、。