12/02/2026
みなさん、こんにちは。
市原市五井の歯科 なしの木歯科クリニックです。
「毎日歯を磨いているのに、なぜか虫歯になりやすい」
「家族は虫歯が少ないのに、自分だけ治療が多い」
このようなお悩みを持つ方は少なくありません。実は、虫歯のなりやすさには生活習慣・体質・お口の環境など、いくつもの要因が関係しています。
そこで今回は、歯科の立場から「虫歯になりやすい人の特徴」を分かりやすく解説します。
【①甘いもの・間食が多い人】
虫歯の大きな原因は、虫歯菌が糖をエサにして酸を作り、歯を溶かしてしまうことです。特に注意したいのが「ダラダラ食べ」。甘いお菓子やジュースを少しずつ長時間とると、お口の中が酸性の状態になり続け、歯が溶けやすくなります。
量よりも回数と時間が重要です。甘いものを完全にやめる必要はありませんが、食べる時間を決めることが虫歯予防に繋がります。
【②歯みがきの質が合っていない人】
「1日3回磨いている=安心」ではありません。磨いているつもりでも、磨き残しが多いと虫歯のリスクは高まります。特に以下の部分は要注意です。
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の溝
・被せ物や詰め物の周り
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを使っているかどうかも大きな差になります。
【③唾液が少ない・お口が乾きやすい人】
唾液には、食べカスを洗い流す、酸を中和する、歯の修復を助ける…といった重要な働きがあります。口呼吸、ストレス、加齢、薬の副作用などで唾液が減ると、虫歯になりやすくなります。「口がネバつく」「朝起きた時に乾いている」と感じる方は要注意です。
【④歯並びが悪い人】
歯並びが乱れていると歯ブラシが届きにくい部分が増え、プラーク(歯垢)が残りやすくなります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。矯正治療は見た目だけでなく、虫歯予防の観点からも大きなメリットがあります。
【⑤過去に虫歯が多い人】
実は「虫歯になったことがある」という事実自体が、将来の虫歯リスクになります。治療した歯は、天然の歯よりも再発(2次虫歯)しやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
【⑥定期検診を受けていない人】
痛くなってから歯医者に行く、という方ほど虫歯が進行しやすい傾向があります。初期の虫歯は痛みがなく、自分では気づきにくいものです。
定期検診では、虫歯の早期発見、プロによるクリーニング、正しいケア方法の確認ができ、結果的に治療回数や費用を抑えることにも繋がります。
【まとめ:虫歯は「体質」だけで決まらない】
虫歯のなりやすさは、生まれつきだけでなく毎日の習慣とケアで大きく変えられます。もし、複数当てはまる項目があっても、正しい知識と定期的な歯科受診で予防は十分可能です。
「自分は虫歯になりやすいから仕方ない」と諦めず、ぜひ一度、歯科医院でお口の状態をチェックしてみましょう。それが、将来の歯を守る第一歩になります。