14/12/2017
大雪も過ぎ寒い日になりました。今年も残り少なくなりました。来年は戊戌つちのえのいぬ年、2018年はどんな年になるのでしょうか。
参考にするのは60年前、昭和33年です。
進化のためには捨てる勇気を
干支の組み合わせ
戊戌(つちのえいぬ)のように干支は2つの文字の組み合わせから成り立っています。
そして、中国の古い思想の陰陽五行を取り入れると、それぞれの文字には意味があるとされます。
その意味付けの考え方が五行です。木、火、土、金、水の5つが五行。
十干や十二支のそれぞれに、木、火、土、金、水のどれかの性質を持たせています。
すると、戊(つちのえ)は「土」の性質です。つちのえは「土の兄」とも書きますから、まさに土。
一方、戌(いぬ)は何かと言うと、これもまた「土」の性質なんです。
2018年の戊戌という干支は、2つの「土」の組み合わせということになります。
戊戌の組み合わせである「比和」の意味
戊戌が「土」同士の組み合わせである
五行の土の性質
五行という考え方で見ると、「土」は「万物を育成し保護する性質」とあります。さらに、「四季の移り変わりの象徴」になります。
皇太子・美智子様の婚約
東京タワーが完成
プロ野球が戦後最大の盛り上がり
一万円札発行
第二次岸内閣成立
ここまでいくつかの1958年の出来事を見てきました。どうですか?
変化と言っても、どう変化するのかがわからないと、なかなか2018年に活かすことはできません。
消費革命時代へ
インスタントラーメンが発売
団地族が流行語
フラフープが大ブーム
とにかく、庶民的なものが多いんです。
最初の方で見た美智子様だって、庶民的という見方をされていましたね。
前の年は、原子力とか、スポーツカーとかなのに、次の年は、軽自動車、インスタントラーメン、フラフープとか…。
2018年からすると120年前ですが、1898年の政治も興味深いんです。
例えば、6月に大隈重信内閣が成立します。
1958年の皇太子の美智子様との婚約に似ているものがあります。
過去のしきたりや慣習に縛られないという変化。
2018年を迎えるにあたって知っておきたい2つのこと
2018年は2つのことを知っておくといいかもしれません。1つは、変化。
2018年は、戊戌の年ですから、土の性質から変化する年なのです。
それを象徴する出来事が、同じ戊戌の年には、いくつもあったわけですよね。
そして、その変化の仕方はどうでしょうか。
仕組みが変わる、スポットライトが当たるところが変わる、というように捉えたいと思います。
今まで追い求めてきたもの、こだわってきたもの、ここで一度捨ててみると、新たなものが見えてくると言えるのではないでしょうか。
「戊」と「戌」の意味
戊(つちのえ)は「茂が語源で、草木が繁盛して盛大になること」。
戌(いぬ)は「切るという意味で、草木が枯死すること」。
枯れるという側面と、生い茂るという側面があるということがわかります。
一方が枯れて、一方が盛大になる、これは変化そのものですね。
もう1つ注目したいことがあります。
「戊」と「戌」という字、なんか似ていませんか?
線が一本多いか少ないかの違いですよね。
安岡正篤さんという陽明学者は、この2つの字はどちらも「茂」がもとになっていると言っています。
そして、樹木が茂ると日光が当たらないので、いずれ植物が腐ってしまう。
だから、この時期に枝や葉を切らなければいけないと言うのです。
さっき見た過去の出来事をイメージしてみると、なるほどなと思えるところが多々あります。
成長や成熟とは違って、別のステージに行く感じです。枯れないために。
成長している植物の枝を切るというのは、ちょっと不安があります。
元気なのに切ってしまう。もしかしたら、枯れてしまうかも。悪い方向に行ってしまうかもしれないわけですよね。
それでも、やった。そして、時代に一石を投じたという出来事が戊戌の年に見られる気がします。
2018年の変化を起こすためには?
土の性質は変化です。戊戌の干支は土が重なります。ですから、変化にいい年。
変化をするタイミングなのです。
ただ、重要な事があります。
歴史を見ると、変化は「待っていて起こるものではない」ということも事実のようです。
変化するためには、やっぱり勇気が必要。思い切りが必要な事例が多いんです。
生い茂った枝葉を切り落とせるか。
皇太子の婚約相手を、民間の人から選ぶって、当時は相当な勇気が必要だったでしょう。
それを乗り越えた今の天皇陛下が、2018年に生前退位という新たな仕組みに取り組まれています。勇気のある方なんですよね。
岸内閣も、55年体制後、はじめての選挙で、思い切りがあったからこそ、解散して勝利できたわけですもんね。
2018年の安倍政権、長年守られてきた憲法改正のタイミング…?とも感じられます。
1万円札だって、インフレを心配しながらも出しましたし。
今までなかったことを、やるというのは、勇気も努力も必要なんでしょう。
その勇気とは、今までのこだわりを捨てる勇気。
新しいものに目を向けるためには、やはり、こだわりを捨てる勇気が必要になります。
2018年のタイミングをうまく活用して進化する!
進化のために、勇気を振り絞ればいいという話でもないですよね。
努力は必ず報われますか?
勇気を出せば、必ずいい方向に行きますか?
上手くいかないんですよね。
変えたいからって、努力すればいつでも変わるかというと、そうではありません。
何かが邪魔したりするのが普通なんです。
それは、目に見えないもので、運とか流れとか、そんなものがあります。タイミングが大事なんです。
いつなら変えられるのかと言えば、まさに戊戌(つちのえいぬ)のような年なのでしょう。
2018年がその年です。
変えようと思うなら、このタイミング。
そういう意識で2018年を迎えると、何か大きな変化を手に入れることができるのではないでしょうか。
それは進化とも言うべきような変化。
つまり、今までよりも良くなろうと思うなら、思い切って変えてみましょう。変えるためには、まず捨てること。
今まで考えもしなかった新しいものに挑戦してみたり、今までのアプローチから思いっきり別のアプローチに変えてみたり。
勇気が必要なぐらいの変化を求めなければ、成果は期待できないのかもしれませんね。
2018年は、そういう年なのではないでしょうか。
勇気が試されそうですよ!