10/08/2026
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院 です。
歯医者が患者さんのお口の中を見て思うこと。実はこんなところを見ています。
「歯医者さんに口の中を見られるのが恥ずかしい」
「歯磨きができていないと思われそう」
そんな不安から、歯科医院への受診をためらってしまう方もいるのではないでしょうか?
ですが、歯科医師や歯科衛生士は、患者さんが思っているほど「歯が汚れている」「歯磨きができていない」といったことだけを見ている訳ではありません。
では、実際にはどんなところを見ているのでしょうか?
【第1章 歯医者は「歯磨きができていない」と責めている訳ではありません】
歯科医院では、歯垢や歯石、歯ぐきの腫れ、出血、虫歯などをチェックします。しかし、それは患者さんを評価するためではありません。「どこに汚れがつきやすいのか」「なぜ磨き残しができるのか」を確認し、その人に合ったケア方法を考えるためです。
歯並びや噛み合わせによって、誰にでも「磨きにくい場所」はあります。毎日きちんと歯磨きをしていても、磨き残しができることは珍しくありません。
【第2章 実は「歯の汚れ」以外も見ています】
歯科医師が確認しているのは、歯磨きの状態だけではありません。例えば…
・歯ぐきが腫れていないか
・出血していないか
・歯が動いていないか
・歯にヒビや欠けがないか
・歯がすり減っていないか
・詰め物や被せ物に問題がないか
・噛み合わせに変化がないか
など、様々な部分を確認しています。
患者さん自身では気づきにくい小さな変化が、虫歯や歯周病などのサインになっていることもあるからです。
【第3章 「もっと早く来てほしかった」と思うことも】
歯科医療者が残念に思うのは、本来なら早い段階で対処できた症状がかなり進行してしまっているケースです。
「痛くなかったから放っておいた」
「忙しくて歯医者に行けなかった」
「そのうち治ると思った」
このような理由で受診が遅れてしまう方は少なくありません。しかし、虫歯や歯周病は、初期には強い痛みが出ないこともあります。
「痛くない=問題がない」とは限りません。だからこそ、定期的なチェックが大切なのです。
【第4章 「何年も歯医者に行っていない」は恥ずかしくありません】
「こんな状態で歯医者に行くのは恥ずかしい」、そう思ってしまう方もいるでしょう。
ですが、歯科医院は「綺麗なお口の中を見せに行く場所」ではありません。お口の中の問題を見つけ、これから健康な歯を守るための場所です。
虫歯や歯石があっても、それ自体は決して珍しいことではありません。むしろ、恥ずかしさから受診を先延ばしにしてしまうことの方が心配です。
【第5章 歯医者が見ているのは「今」だけではありません】
歯科医院で大切なのは、今ある虫歯を治すことだけではありません。
「これから先も、自分の歯で食事を楽しんでほしい」
そのために、虫歯や歯周病の治療だけでなく、歯磨き方法や定期検診など、将来のことまで考えてケアを行います。
【まとめ|歯医者はあなたを責めるために口の中を見ているのではありません】
歯科医師や歯科衛生士が見ているのは「綺麗か、汚いか」ではなく、「どんな状態なのか、どうすれば歯を守れるのか」ということです。
「最近、歯ぐきから血が出る」「冷たいものがしみる」「しばらく歯医者に行っていない」
そんな小さな変化があれば、一度歯科医院でチェックしてみてはいかがでしょうか?
早めの受診が、将来の大切な歯を守ることに繋がります。