21/04/2026
みなさん、こんにちは。
足立区竹ノ塚の歯科 稲葉歯科医院です。
「少し歯が欠けただけだから大丈夫」
「痛みもないし、そのままにしている」
このように、歯の欠けを軽く考えて放置してしまう方は少なくありません。しかし、歯の欠けは見た目以上にリスクが大きい状態です。放置することで症状が進行し、結果的に大がかりな治療が必要になるケースもあります。
そこで、今回は「歯の欠けを放置することで起こるリスクと早めに受診すべき理由」について、分かりやすく解説します。
【歯が欠ける原因とは?】
歯が欠ける原因は様々ですが、主に以下が挙げられます。
・硬いものを噛んだ
・転倒や衝突などの外傷
・虫歯による歯の弱化
・歯ぎしりや食いしばり
・詰め物や被せ物の劣化
特に虫歯が進行している場合、歯の内部が脆くなっているため、少しの衝撃でも欠けてしまうことがあります。
【歯の欠けを放置するとどうなるのか?】
① 虫歯が急速に進行する
歯が欠けると、内部の柔らかい部分(象牙質)が露出しやすくなります。この状態は非常に虫歯になりやすく、気づかないうちに急速に進行するリスクがあります。
② 痛みやしみる症状が出てくる
最初は痛みがなくても、徐々に神経に刺激が伝わるようになり、
・冷たいものがしみる
・噛むと痛い
・ズキズキとした痛み
といった症状が現れることがあります。
③ 欠けが広がり、歯が大きく壊れる
欠けた部分は強度が弱くなっているため、そのまま使い続けるとさらに欠けが広がります。結果として、最初は小さな欠けだったものが、大きく崩れてしまうこともあります。
④ 神経を取る治療が必要になる
虫歯やダメージが神経まで及ぶと、歯の神経を取る「根管治療」が必要になります。この段階になると、
・治療回数が増える
・通院期間が長くなる
など、患者様の負担も大きくなります。
⑤ 最悪の場合、抜歯になることも
欠けが大きく進行し、歯の根までダメージが及ぶと、歯を残すことが難しくなります。その結果、抜歯が必要になるケースもあるため、早期対応が非常に重要です。
【放置してしまいがちな理由】
歯の欠けは、以下のような理由で放置されがちです。
・痛みがない
・見た目があまり変わらない
・忙しくて歯医者に行けない
しかし、これらはすべて悪化を招く要因になります。
【早めに受診するメリット】
歯の欠けは、早期であれば比較的簡単な治療で対応できることが多いです。
・小さな詰め物で修復
・被せ物で補強
・痛みが出る前に対処
など、歯を長く残すための選択肢が広がります。
【こんな症状があればすぐ受診を】
以下に当てはまる場合は、早めの受診をお勧めします。
・歯が少しでも欠けている
・舌で触るとザラザラする
・しみる、違和感がある
・噛むと違和感がある
【まとめ|「小さな欠け」が将来を左右する】
歯の欠けは一見すると小さな問題に見えますが、放置することで大きなトラブルへと発展する可能性があります。早めに対処すれば、歯を守れる可能性は大きく高まります。
「このくらいなら大丈夫」と自己判断せず、少しでも気になる症状があれば歯科医院でのチェックを受けることが大切です。